こんな悩みはありませんか?
- 産後、急に髪の毛がたくさん抜ける
- シャンプーするとごっそり抜けて心配
- このまま髪が薄くならないか不安
- 産後の抜け毛はいつまで続く?
- 何か対策したほうがいい?
産後は抜け毛が増えることがあります。
「このまま髪がなくなるのでは?」と心配になる人もいますが、産後の身体の変化の一つとして起こることがあります。
今回は、産後の抜け毛が起こる原因や時期、対処法、受診を考える目安について助産師が解説します。
産後に抜け毛が増えるのはなぜ?
妊娠中は髪が抜けにくくなっている
妊娠中は女性ホルモンの影響により、髪の毛が成長する期間が長くなり、抜け毛が減ったと感じることがあります。
産後にホルモンが変化する
産後は、妊娠中に増えていた女性ホルモンが急激に低下します。
それに伴って、妊娠中に抜けにくくなっていた髪の毛が、通常のヘアサイクルに戻る過程で一気に抜けることがあります。
睡眠不足や育児による疲れも影響する
抜け毛は女性ホルモンの変化による影響が大きいですが、睡眠不足や疲れなども影響する場合があります。
産後の抜け毛はいつからいつまで?
産後2〜4か月頃から抜け毛が増えることがある
産後はホルモンの変化によって、妊娠中に抜けにくくなっていた髪の毛が、通常のヘアサイクルに戻る過程で抜け毛として現れることがあります。
産後2〜4か月頃から、抜け毛が増えたと感じる人もいます。
ピークはいつ?
抜け毛が増える時期には個人差がありますが、産後数か月は抜け毛が多く感じられることがあります。
いつ頃落ち着く?
産後8〜12か月頃には徐々に抜け毛が落ち着いてくることがあります。
ただし、髪の毛の状態が戻る時期には個人差があります。
抜け毛が増えても髪がなくなるわけではない
産後の抜け毛は一時的な変化であることが多く、抜け毛が増えたからといって、そのまま髪が生えてこなくなるとは限りません。
産後の抜け毛が気になるときの対処法
髪や頭皮をやさしく扱う
強くこすったり、無理にブラッシングをすることはやめましょう。
バランスのよい食事を心がける
口からとる栄養が髪にも届きます。
偏った食事をとったり、食事を抜いたりすることをせず、バランスのよい食事を心がけましょう。
できるだけ休息をとる
産後は睡眠不足や疲れが溜まりやすい時期です。
赤ちゃんのお世話をしながら休める範囲で休息をとりましょう。
パパや家族と協力しながら休息する時間を確保していきましょう。
気になる場合は髪型を工夫する
一時的な抜け毛による見た目の変化が気になる場合は、帽子をかぶったり、分け目を変えたり、髪を短くしたりすることで気になりにくくなることがあります。
産後の抜け毛で病院を受診したほうがいい?
抜け毛以外にも気になる症状がある
抜け毛以外にも、強い疲労感など身体に気になる症状がある場合には産婦人科に相談しましょう。
抜け毛が長期間続いている
抜け毛が長く続く場合や、強い疲労感などほかの症状がある場合は産婦人科に、頭皮の赤みやかゆみがある場合は皮膚科に相談しましょう。
産後の抜け毛でよくある悩み
シャンプーすると大量に髪が抜けるけど大丈夫?
A.シャンプー時は抜けやすいタイミングの一つです。
洗う時には強くこすらないようにしましょう。
また、シャンプーを使うと頭皮がひりひりする場合には刺激の弱いものに変えてみましょう。
産後の抜け毛でハゲることはある?
A.産後の抜け毛だけで、永久的に髪が生えてこなくなるとは限りません。
ただし、もともとの女性型脱毛症など、別の脱毛症がある場合には、産後の抜け毛をきっかけに薄毛が目立つこともあります。
抜け毛がひどいときは育毛剤を使ってもいい?
A.授乳中は、自己判断で育毛剤や発毛剤を使用しないようにしましょう。
育毛剤や発毛剤にはさまざまな成分が含まれており、授乳中には使用できないものもあります。
使用を考えている場合は、商品の添付文書を確認したうえで、医師や薬剤師に相談しましょう。
授乳中でもできる抜け毛対策はある?
A.栄養、頭皮ケア、生活習慣を整えましょう。
たんぱく質や鉄などの栄養素が不足しないよう、極端な食事制限を避け、バランスのよい食事を心がけましょう。
また、シャンプーを低刺激のものにしたり、優しく洗うようにすることも大切です。
ストレスや睡眠不足対策も有効になるため、休息をこまめにとったりリラックスできる方法を見つけていきましょう。
産後の抜け毛は多くの場合、一時的な変化
「産後に急に髪が抜けるとびっくりした」と相談するママも少なくありません。
産後の抜け毛は、産後の身体の変化として起こることがあります。
いつまでも続くのではないかと不安に感じてしまうかもしれません。
しかし、すぐに元に戻そうと焦らず、食事や休息など、できることから取り組みましょう。
抜け毛以外にも症状がある、長く続いているなど、心配な場合は医療機関に相談してください。

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