こんな悩みはありませんか?
- 新生児のうんちは1日に何回くらい出るの?
- うんちの回数が少ないけれど、母乳やミルクは足りている?
- 緑色やいつもと違う色のうんちは大丈夫?
新生児のうんちは、授乳方法や成長の段階によって回数や色、状態が変化します。
そのため、回数だけで赤ちゃんの健康状態を判断することはできません。
一方で、うんちの色や赤ちゃんの様子によっては、医療機関への相談が必要な場合もあります。
この記事では、助産師の視点から、新生児のうんちの回数や色の目安、うんちが出ないときの対応、受診した方がよいサインについて解説します。
赤ちゃんのうんちについて不安を感じている方は、ぜひ参考にしてください。
新生児のうんちは1日何回?
母乳とミルクではうんちの回数が違う?
新生児のうんちの回数には個人差がありますが、生後間もない時期は1日に何度も排便することがあり、10回以上になる赤ちゃんもいます。
一般的に、母乳で育つ赤ちゃんはミルクで育つ赤ちゃんより、うんちが軟らかく、回数も多い傾向があります。
ただし、回数は赤ちゃんによって異なり、成長とともに変化していきます。
回数だけで異常かどうかを判断せず、赤ちゃんの様子も合わせて確認しましょう。
生まれてから日数が経つとうんちは変化する
生まれてすぐの赤ちゃんは、胎便と呼ばれる黒緑色で粘り気のあるうんちを出します。
その後、母乳やミルクを飲み始めると、胎便と黄色っぽいうんちが混ざった移行便になり、次第に黄色から茶色のうんちへと変化していきます。
うんちの色や状態は、出生後の日数や授乳方法によっても変わります。
うんちの回数だけで母乳やミルクの量は判断できない
うんちの回数だけでなく、授乳量やおしっこの回数、体重の増え方、お腹の張り、機嫌なども確認しましょう。
新生児のうんちの色や状態は?
黄色・緑色・茶色のうんち
黄色や緑色、茶色のうんちは、赤ちゃんによく見られる便の色です。
特に緑色の便は、胆汁の色素などの影響で見られることがあります。
色だけで判断せず、赤ちゃんの機嫌や哺乳状態も合わせて確認しましょう。
黒っぽい・白っぽい・赤い便には注意が必要
生後すぐの黒緑色の便は胎便ですが、胎便が出終わった後も黒くタール状の便が続く場合は、消化管からの出血などが考えられます。
また、赤い便は血液が混じっている可能性があります。
原因はさまざまですが、新生児の黒色便や血便に気づいた場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。
白っぽい便や灰白色の便は、胆道閉鎖症などの病気のサインである可能性があります。
母子健康手帳にある便色カードと見比べ、1〜3番に近い色の場合は、速やかに医療機関に相談しましょう。
新生児のうんちが少ない・出ないときは?
うんちの回数が減っても、ほかの様子を確認しよう
うんちの回数のみでなく、まずは、授乳量やおしっこの回数、体重の増え方、お腹の張り、機嫌など、ほかの様子も確認しましょう。
うんちが出ないときに気をつけたいこと
新生児期は自己判断で浣腸や便秘薬などを使わず、気になる場合は小児科に相談しましょう。
新生児のうんちで受診した方がよいサイン
早めに医療機関へ相談したい便の特徴
- 黒色
- 赤色
- 白色
胎便が出終わった後に黒色便が見られた場合や、赤色・白色の便が見られた場合は、早めに小児科へ相談しましょう。
おむつをそのまま持参するか、写真を撮っておくと、便の状態を確認してもらいやすくなります。
うんち以外にも気になる症状がある場合
お腹が強く張る、繰り返し吐く、母乳やミルクを飲めない、ぐったりしているなどの症状がある場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。
特に、緑色の嘔吐や血液が混じった嘔吐がある場合は、腸の病気などが隠れている可能性があるため、すぐに医療機関で診察を受けてください。
新生児のうんちに関するよくある質問
授乳のたびにうんちが出ても大丈夫?
A.授乳のたびにうんちが出ることは珍しくありません。
新生児は排便をコントロールする機能が未熟で、授乳などの刺激によってうんちが出ることがあります。
回数が多くても、赤ちゃんの機嫌や哺乳状態がよければ、回数だけで心配する必要はありません。
うんちのときにいきんで苦しそうなのは便秘?
A.赤ちゃんがうんちのときにいきんでいても、必ずしも便秘とは限りません。
便が軟らかく、排便後に機嫌よく過ごしている場合は、排便に慣れていないことによる反応の可能性もあります。
ただし、硬い便が出る、強く苦しそうにする、お腹が張るなど、気になる症状がある場合は小児科に相談しましょう。
うんちの回数を記録した方がいい?
A.記録しておくとよいでしょう。
できたら回数のみでなく、性状や色も書いておくと変化が分かりやすくなります。
新生児のうんちは回数・色・赤ちゃんの様子を確認しよう
赤ちゃんのうんちは日々変化していくため不安に感じるママも少なくありません。
まずは、回数だけで判断せず、色や赤ちゃんの様子も観察してみましょう。
気になる変化があればいつでも医療機関に相談しましょう。

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