出産病院の決め方パート2※病院に何を望む?

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こんにちは、助産師の白雪です。

出産病院の決め方パート1でどの地域で出産するのかの考え方をお伝えしました。

地域が限定されれば次はその中にある病院から選んでいきましょう。

人によってはパート1よりもこちらの方が重要で、病院の内容や条件で出産地域を選択される方もいるかもしれませんね。

では、みなさん、病院に望むことはなんですか?

こんなことを言われても困るかもしれませんが、ここ日本には多くの出産場所があります。

総合病院といわれる多くの診療科を抱える場所があれば助産院など助産師による妊婦検診や分娩を行う場所など病院の規模も大きく変わってきます。

よく患者さんから言われるのは「大きな病院だから何があっても大丈夫かなと思って選びました。」や「自分のバースプランに合わせて出産できるのでここにしました」など言われます。

実をいうと病院の大きさが大きいほど、難しい医療行為ができるというわけではありません。

私の働いている病院は総合病院で、800人程度患者さんが入院できる、いわゆる大きな病院といわれますが時々近くのクリニックなどから救急車を受けるくらいで、NICU(赤ちゃんの集中治療室)もなく「何かあったときに、何があっても大丈夫な病院に送る」側の病院です。

つまりもし、「何があっても大丈夫な病院で出産したい」と望むのであれば違う病院を選択してほしいなと思います。

ここで最初の質問の「病院に何を望むのか?」となります。

例えば、

  • 無痛分娩がしたい
  • 自分の好きな体勢で出産したい
  • なるべくお金をかけずに出産したい
  • なによりも安全に出産したい
  • 不妊治療もできる病院がいい
  • 母乳のみで育児をしたいから母乳推奨のところで出産したい
  • アットホームな環境で出産したい

などなどあると思います。

上記のこともできる病院とできない病院があります。

まず、自分がどんな場所で出産したいのかイメージしてから病院を選んでもらえるといいなあと思っています。

出産は大きなのライフイベントの1つです。

なるべく自分の望む形で出産できる場所を探してみてください。

ではでは~。

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