こんにちは!助産師をしている白雪といいます。
出産を希望する女性にとって出産する病院をどこにするのかってとても重要なことですよね。
多くの病院があるなかで少しでも自分にあった病院を選んでもらうための考え方を伝えられるといいなと思って書きました。
今回はその中でも、里帰りをするメリットと注意点を伝えていきたいと思います。
私が勤めている病院で選んだ理由としてよく聞くのは「病院が綺麗」「駐車場が広い」「スタッフが優しい」「食事がおいしい」「女性の医師がいる」「お金が他の病院よりも安い」などなどです。
でも、病院を選ぶ時、まず最初にすることは、地域を決めることですよね。
そこで出てくるのが里帰りをするのかどうか、ということです。
実家も義理実家も徒歩何分で、なんて場所に住んでいたらおのずと出産場所は決まってくると思いますが、例えば「実家は東京で、今は九州に住んでいます」という人は里帰りをするのかどうかから考えてほしいと思います。
里帰りのメリット:マンパワーを得ることができる。
これが何より大きいと思います。育児は本当に大変ですよね。
1日があという間に終わった、寝ずに朝を迎えた、なんてよく聞きます。
旦那さんが育休をとってそこを一緒にできればいいのですが、昼間は仕事で不在となるとやるのはママだけ…。
そんなときに里帰りで甘えられる両親に「ちょっと赤ちゃん見ておくから寝ておいで」なんて言われたら涙がでそうになりますよね。
他にも育児以外にも、洗濯や食事など家事をしてもらえるというのも大きいと思います。
そういう意味で里帰りはメリットがあります。
ただし、注意しないといけないのは里帰りがストレスになる可能性もあるという点です。
これもよく聞く話ですが、
- 親がまだ現役で働いておりあまり助けてもらえず、里帰り期間を予定より短くして自宅に帰った
- いろいろ口を出されて嫌だと感じて自宅に帰った。
- 旦那さんの方が頼みやすかった。または言わなくてもやってくれた。
などなど、里帰りを後悔する方もいます。
そんな後悔をしないためのポイントは目的を決める!ということです。
つまり、なんで里帰りをするのか、ということを明確にすることです。
目的がマンパワーを得るためなら、マンパワーを得られる環境であるのか、どこなら助けてもらえるのかを考えるようになりますよね。
ほかにも、目的が親に孫をみせてあげたいという親孝行であるのであれば短い期間での里帰りにしようなど期間を決めることにもつながると思います。
この目的を考えたときに、自宅の方がいい、または義理の実家の方が頼みやすいなどでてくることもあるでしょう。
なんとなく、里帰りするものだと思って里帰りを選択する、ということのないように環境の準備はしていけるといいと思います。
手伝ってくれると思っていたのに、とか、思っていた育児生活と違う、ということを少しでも減らすことができるといいなあと思います。
楽しい育児を行えるようにできる準備はしていきましょう!
ではでは~。
コメント